カウンセリングルーム「なごみ」グループ

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心理療法


心理療法とは 来談者中心療法 認知行動療法(CBT)
交流分析(TA) ゲシュタルト療法 森田療法
アサーション

ゲシュタルト療法

 "A rose is a rose is a rose"
「薔薇は薔薇らしいときに薔薇として美しい」

 この言葉通り、人は他の誰でもない、その人のその人らしさや行動の中に生きるとき、存在的価値があり、統合され、成熟した人格の持ち主ということになります。
 ゲシュタルトとは、全体性とか全体のかたちを意味するドイツ語です。
 ゲシュタルトセラピーの創始者フレデリック・パールズ(F・パールズ)は、多くの人々のパーソナリティは、統合を欠いた断片的なものであると指摘しています。
 不統合あるいは未成熟な人格像は、精神的不健康の表れと見ることができ、自らの経験している感情に明確に気づき、それを言語的に表出する能力をゲシュタルト・セラピーの立場からは統合する能力といいます。

ルビンの壷をご存知ですか。

 ずっ〜と昔、中学校の美術の教科書で見た記憶があります。
 図を見ると壷に見えます。見方を変えると二つの顔に見えます。

 このようにどちらか一方が知覚され、二つ同時には知覚されないのが、ゲシュタルト・セラピーの考え方です。
 ゲシュタルト・セラピーのもっとも重要だと考えることの1つは「今、ここに生きる」という心です。
 過去の出来事に自分の現在のパーソナリティの責任を負わすことを否定します。今、決断することによって、「現在」は過去の鎖を断ち切り、 私たちは自分の未来を自分で選ぶことができるのです。

『ゲシュタルト療法と人格の壷』
 我慢することと、許容することの違いをはっきりと認識できない人々が沢山います。
 我慢することは、あくまでも相手の問題に自分が関わって責任をとらないのであり、許容することは、自分自身が自分に責任をとることに気づいている人です。
 そのためには自分の過去における未解決の問題と「人格の壷」に気づき、自立の達成と、自己責任ができなければなりません。

 わたしたちは、この社会に生きて行くとき、許すことができないと感じる様々な経験をします。
 けれども、恨みや怒りで心を満たしていては、平和な気持ちで生きてゆくことができません。
  私たちは自分自身のためにも人を許す作業を「今」しなくてはならないのです。

『ゲシュタルト療法の9原則』
(1)今に生きること。過去や未来ではなく、現在に関心をもつこと。
(2)「ここ」に生きること。今、目の前に存在しているものだけを問題とすること。
(3)想像することは止めて、現実を体験すること。
(4)不必要なことは考えないこと。
(5)他人を操作したり、裁いたり、また言い訳したり、自己を正当化したりせず、自分の気持ちを素直に表現すること。
(6)楽しいことと同様、不愉快なことや、苦痛に対しても身をゆだね、それを経験すること。
(7)「・・すべきだ」「・・であるべきだ」という、自分以外の人から発せられる命令を受け入れないこと。
(8)自分の行動、感情、思考については、自分が全員責任を負うこと。
(9)あるがままの自分をよしとし、それに徹すること。

「今、ここに生きる」。
 今現在生きている自分と向き合う。
  過去の鎖を断ち切り、仮面を脱ぎ捨て、自分らしく生きることが自己成長に繋がるということになります。