悩み相談・心の癒し『なごみ』





カウンセリング理論
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ロジャースの理論技法 積極的傾聴法(active listening)
ロジャースの理論技法(アクティブリスニング=積極的傾聴法)は来談者中心療法のおける主な技法とされています。
(1)単純な受容 simple acceptance
相手の話を「あいづち」を打ちながら聴くことです。ひたすらクライエントの気持ち・感情をそのまま受け止め、受け入れる態度が傾聴の基本です。
一つの空間の中で、限られた時間内にカウンセラーとクライエントが対話をすることになります。言葉によるやり取り(言語的コミュニケーション)は全体の3割であって、残りは言葉以外(非言語的コミュニケーション)が7割であると言われます。
言葉以外の手段で伝えられる非言語的コミュニケーションには、話すときの抑揚(イントネーション)や、視線、表情、態度さらに、面談距離、空間行動、服装や化粧などの外見、また物理的環境までが含まれます。
「あいづち」には、肯定的なもの、否定的なもの、中立的なものがあり、微妙なイントネーションにより、中立的なものでも否定的なものになります。
(2)繰り返し restatement
事実関係、事柄に関する部分のカウンセラーによる繰り返し「おうむ返し」と言われるもので、「わたしはあなたの話をこういうふうに理解しましたが、間違いないでしょうか」と確認する気持ちを込めて、ポイントを復唱します。
それによってクライエントは、自分の気持ちや受け取り方に対して自問自答を進めることになり、今までぼんやりしていた自分がはっきりと見えてくる訳です。
「おうむ返し」はただ単に、クライエントの言葉を繰り返すのではなく、自分の受け取り方を正しく伝える言葉を使わなければいけません。
心を傾けてちゃんと聴いていることが、クライエントの心に変容をもたらす効果を生むのです。
(3)反射 reflex
相談場面ではクライエントは、自分の言いたいことで頭が混乱して飽和状態になり、カウンセラーの繰り返しを気にしていないことが多いです。
こんなときは「鏡」reflexになったつもりで、クライエントの言葉や、非言語的表現に込められている「感情」「気持ち」に応じた繰り返しを行い、カウンセラーが主訴を掴むことにより、クライエントが自分の本当の気持ちに気づき始めます。
(4)明確化 clarification
クライエントの「感情」または「考え方」についての「不明確な表現」を、カウンセラーがより適切と思われる表現に直して言い換える技法をです。
クライエントが薄々気づいてはいるけれど、まだはっきりと意識していないところを先取りして、これを言語化(意識化)することを明確化といいます。
(5)質問 question
判らないことは尋ねてよいが、できるだけオープンクエスチョン(開かれた質問Open question)を使って、クライエントに多くのことを話させるように努めます。
イエス、ノーで答えられないような質問(何故・・・どうして・・・)。自分で言って自分で答えを出して行く方法をとります。
イエスだけのクローズクエスチョン(閉ざされた質問 Closed question)では共感だけで終わってしまいます。
(6)場面構成 structuring
主にコミュニケーションをスタートさせたり、気持ちの転換を促したり、話のこう着状態から離れる試みとして、場面の特性を説明したり、沈黙を脱するために言葉をかけることです。
積極的傾聴法のまとめ
・あいづちを打つ
・要点をつかむ(主訴)
・開かれた質問による明確化